01 / ABOUT THE PLACE
この一軒について。
カステラと、そのルーツとされるポルトガル菓子を一度に味わって違いを知る――そんな楽しみ方ができるのが、Castella do Pauloの「食文化比較プレート」です。長崎カステラと、ポルトガル伝統菓子パオンデローの地方別3種類を盛り合わせた一皿で、メニューでは長崎カステラを力強いコクと弾力のある味わいと紹介しています。実際にこのプレートを選んだ人は、ザラメがアクセントのしっとりしたカステラ、ふわりと焼き上げたミーニョ地方のパオンデロー、シナモンが香るベイラリトラル地方の半熟タイプ、さらに中身が垂れるほど半熟の一品と、それぞれの違いを楽しんでいました。
比べるよりまず一つを選びたいなら、折りパイに卵たっぷりの特製クリームを詰めたナタも候補に。来店した人からは、幾重にも重なるパイの軽いサクサク感と、卵の味が濃いクリームの組み合わせが印象に残ったという声があり、粉糖を振って手で食べるのがポルトガル流とメニューに案内されています。もう少し甘さに深みを求めるなら、卵黄だけで作る濃厚なプディンデジェーマや、小麦粉を使わない柔らかな卵黄菓子マミーニャシュを含む「おすすめ3点プレート」もあります。
甘いものに合わせる飲み物も、コーヒーや紅茶だけでなく、微発泡の白ワイン、ポートワイン、マデイラワインまで揃い、菓子とワインを組み合わせたひと休みにも向いています。食事を兼ねるなら、干しダラとじゃがいものコロッケを主役にしたランチや、豚肉をどっしりしたパンではさんだビファーナも選択肢に。
酒屋の蔵を改装したレトロモダンな店内にはカフェとショップが併設され、イートインも持ち帰りもできます。北野天満宮の近くで、菓子の食べ比べをじっくり楽しむ日にも、ナタと飲み物を選ぶ短い休憩にも、ポルトガルの味を自分のペースで見つけられます。







